Nanpin_AllStar_EA
逆張り手法を自由に組み合わせ、ナンピン手法をご自身で細かく設定してオリジナルのEAを開発して下さい。
このEAに組み込まれたいくつかのインジケータを使ってお客様のお好きな条件式に設定して運用出来ます。
また、各ナンピン幅、各ナンピンロット数、などなど段階毎に設定可能です。
パラメータの説明書をご覧頂けますとイメージ出来るのではと思います。
ナンピン手法はEAにもってこいです。なぜなら感情ないコンピュータが躊躇なく忠実にナンピンしていってくれるからです。
バックテストはもちろん自由に可能です。一度お試し頂ければわかると思いますが、簡単に右肩上がりの資産曲線が出来ます。ですが簡単に破産する事もわかると思います。
重要な事は『資金管理部分の設定』です。
資金管理の部分では何度もバックテストなどを繰り返してお客様自身に合った設定を探して出して下さい。
難しい事は無く、資金とロット数の調整のみです。
資金管理以外は単純にエントリー条件の厳しさ徐々に緩めるか厳しくして調整していけば必ず勝てるEAが出来上がります。
売買条件に使用するインジケータと、設定項目、条件を参考にして下さい。
使用インジケータ |
設定項目 |
条件 |
ボリンジャーバンド | 時間軸、期間、標準偏差(α) | 設定のラインを超えれば(逆張り)条件一致 |
ストキャスティクス | 時間軸、各期間、条件一致レベル | 設定のレベルを超えれば条件一致 |
RSI | 時間軸、期間、条件一致レベル | 設定のレベルを超えれば条件一致 |
平均足(フィルター) | 時間軸 | 陽線時は買いのみ、陰線時は売りのみ |
移動平均線(フィルター) | 時間軸、期間、種類、(短期・長期) | ゴールデンクロス時は買いのみ(売りは逆) |
ボリンジャーバンド(フィルター) | 時間軸、期間、条件一致レベル | ボリンジャーバンドの幅が設定以下の場合はエントリー不可 |
時間指定 | エントリーを許可する始まりの時刻と終了時刻を入力 | 設定した時間以外はエントリー不可 |
また、テスト終了後はレポートの数値などを確認しながら最適な設定を見つけていきますが、レポートに出ない情報もいくつか欲しいのでテスト終了後に【操作履歴】タブに出力するように致しました。
「FastEntryPeriod」はナンピンのエントリー以外の、初めの各テクニカル指標により条件が揃ってエントリーした回数です。
「TatalMaxLots」は同時に持つポジション全て(ナンピンも全て)合わせて、総合最大になったロットサイズ数を表示します。
「TatalMaxNanpinLevel」は最大何段目までナンピンされたかを表示します。
【バックテストから開発していく方法を紹介】
実際に設定をいじりながら調整していく過程を簡単に紹介します。大体のイメージを掴んで頂ければと思います。
他にも違った良い方法もあると思います。
お客様ご自身でお考えの調整方法がありましたらその方法でも是非調整してみて下さい。
私の手順も参考程度にして頂ければと思います。
自由に調整していくにはパラメータの意図を把握する必要がございます。
不明な点は購入後に何度でもサポート致しますのでご安心下さい。
それではまずエントリー条件をかなり緩くしてナンピン間隔も小さくする事で売買回数を多く出す設定で試してみます。
売買条件はボリンジャーバンド逆張りとします。
フィルターには日足の平均足を使用します。
使用インジケータ |
設定項目 |
初期資金 | 100,000ドル |
ロットサイズ | ナンピン毎に3倍増加 |
ナンピン間隔 | 各5Pips間隔 |
初期リミット | 10Pips |
ナンピン時のリミット | 3Pips |
ボリンジャーバンド | 5分足、期間20、3α、 |
ストキャスティクス | 使用しない(false) |
RSI | 使用しない(false) |
平均足(フィルター) | 日足 |
移動平均線(フィルター) | 使用しない(false) |
ボリンジャーバンド(フィルター) | 20Pips以上 |
時間指定(フィルター) | 使用しない(false) |
上記の設定でテストした詳細結果は下記のページです。
『Nanpin_AllStar_EA』バックテスト結果@
資産曲線だけでも善し悪しの判断は出来ます。
途中でテストが終了してしまったようです。
このようなグラフは破産した際に見受けられます。ナンピンしていって同時に持つポジションを全て合わせたロットサイズが大きくなりすぎた為証拠金不足で強制決済されました。
対策は3つ。@ナンピン幅を大きくする、Aロットサイズを小さくする、B資金を増やす、のどれかで対応していきます。
まずナンピン幅を広くしてみます。
ナンピン幅を「5」のところを「15」にしました。
『Nanpin_AllStar_EA』バックテスト結果A
かなりよくなりました。資産曲線も破産を示す箇所は無いですが、角のようにとがった箇所がいくつかあります。
これはナンピンでロット数がかなり大きくなった事により起こる現象です。
あまりこれが多すぎてはリスクがあります。破産はしていませんが、ポジションが多くなり過ぎる事は避けたいのでもう少し設定を変えてみます。
出力されるナンピン情報も見ておきます。
FastEntryPeriod(初期エントリー回数)・・・775回
TatalMaxNanpinLevel(最大ナンピンレベル)・・・9段
TatalMaxLots(最大総合ロットサイズ)・・・48.98
最大総合ロットサイズのTatalMaxLotsが「48.98」になっています。
ナンピンなどは無しと考えて、通常のエントリーをするとしても一度に48.98ロットの大きさでエントリー出来る人もなかなかいないと思います。
この設定でも少し不安が残ります。
次はナンピン幅を「25」にしてみます。
また、もう少し利確をどんどん行えるように初期リミットを「10」から「5」にし、ナンピン時リミットを「3」にしてみました。ナンピン3段目からはリミット「1」とする事でナンピンポジションを早めに切れるようにしました。
『Nanpin_AllStar_EA』バックテスト結果B
グラフを見ると左下から右上まで伸びています。先ほどは角が原因で右端の資産曲線が真ん中の方に位置していました。
今回は角がそれほど大きくないので右上まで伸びています。
数値的にも最大総合ロットサイズのTatalMaxLotsは先ほどの「48.98」から「5.3」となり、ナンピンも7段目で収まっています。
ただ初期エントリーは7年間で786回という点は少し物足りません。
初期エントリー条件を少し変えてみます。
使用インジケータ |
設定項目 |
初期資金 | 100,000ドル |
ロットサイズ | ナンピン毎に3倍増加 |
ナンピン間隔 | 各25Pips間隔 |
初期リミット | 5Pips |
ナンピン時のリミット | 3Pips、3段目以降は1Pips |
ボリンジャーバンド | 5分足、期間20、2α、 |
ストキャスティクス | 使用しない(false) |
RSI | 使用しない(false) |
平均足(フィルター) | 日足 |
移動平均線(フィルター) | 1時間足、長期50、短期20 |
ボリンジャーバンド(フィルター) | 20Pips以上 |
時間指定(フィルター) | 使用しない(false) |
この設定ではどうでしょうか。資金管理部分はそのままです。
『Nanpin_AllStar_EA』バックテスト結果C
初期エントリー回数は9623回。バッチリです。私はこのくらいが好みです。
ナンピンレベルは8段目で、最大総合ロットサイズは「16.22」なので現実的かなと思います。
その他MT4のバックテストレポートを見ても良い感じです。
この設定は是非保存したいですね。^^
初期設定はこの設定にしておきます。
いかがでしょうか。私はこのような手順で何度もテストを繰り返しています。
はまり込んでしまうと夜中までずっと検証を続けている事も度々あります。
色々な事をどんどん試していけば発見が多々あると思います。
ただ注意して頂きたいのはバックテストはあくまでも過去の検証なので、過度に調整し過ぎるとカーブイフィッティングになってしまいます。
また、著作権をご希望の方はパラメータを固定し、必要の無いインジケータや機能などを削除したmq4ファイルを追加購入頂けます。
さらにオリジナルのインジケータやカスタムインジケータなども追加購入で可能です。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。
パラメータ説明書(PDFファイルです。見れない場合はコチラからダウンロードして下さい。)
この『Nanpin_AllStar_EA』は10,000円での販売となっております。
尚、mq4ファイルは付いておりません。
是非ご検討下さいませ。
購入希望の方はお手数ですが下記のリンクより『Nanpin_AllStar_EAが欲しい』とメッセージを下さい。
■メールを送るにはコチラ
是非宜しくお願い致します。
また、このEAと同時に発売させて頂いております『SonshouRidai_EA』はトレンド追従型の順張りEAです。
逆張り手法の『Nanpin_AllStar_EA』と合わせてご使用頂く事でポートフォリオやリスク分散になるかなと考えております。
合わせてご購入頂けますと割引も可能ですので、是非一声お掛けくださいませ。
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。